金魚の病気⁉︎浮く・沈む・横になる・動かない・曲がる

金魚の病気⁉︎浮く・沈む・横になる・動かない・曲がる

金魚の病気⁉︎浮く・沈む・横になる・動かない・曲がる

金魚が動かない

金魚は病気になっても初期の頃には、表立った症状が現れにくいものです。しかし、病気になれば必ず泳ぎ方や行動にちょっとした変化が現れるのも事実ですので、常日頃から金魚の様子を観察し、おかしいところがないか気にかけておきましょう。

金魚は体調を崩すと泳ぎ方に様々な変化が現れることがあり、「水面に浮いたまま動かない」、逆に「水槽の底に沈んだまま動かない」、「横になったり、曲がったりしながら泳ぐ」、「レイアウトに体を擦りつける」、「水面からジャンプする」など普段とは違う動きをしているときは何かしらの問題を抱えている可能性があります。

金魚が水面に浮いたまま動かない

金魚が水面近くに浮いたままになっているときは、ストレスなどで体が弱っている可能性があります。金魚すくいなどで見かける、水面に浮いていて動きが他の金魚に比べても遅いような金魚がまさしくその状態です。

特にパクパクとして呼吸が荒かったり、横向きになるような症状がない時にはそのまま休ませてあげて体力の回復を待ちます。パクパクして呼吸が荒いときには酸欠の可能性がありますので水替えやエアレーションを行い、水中の酸素を増やしてあげましょう。

気温が上昇する夏場には水温の上昇とともに水中の酸素濃度は低くなりますので特に注意が必要です。涼しい場所に金魚を移動するなどして暑さ対策が必要となってきます。

水温の上昇や酸素不足の疑いが無く、水槽内でも一匹だけの金魚がそのような症状を見せているときには、エラが寄生虫や細菌にやられている可能性があります。エラが変色していたり、斑点がでていないかなどエラの異変がないか確認してみましょう。

金魚のお腹が膨らむ

金魚が水面に浮いている状態でさらにお腹が膨らんでいたり、横向きや逆さまになってしまうようなときは、転覆病やガス病などが考えられます。

転覆病とは琉金や出目金のように体が丸い金魚によく見られる病気で、エサのあげすぎによる消化不良や浮袋の異常によって起こりますが、はっきりとした原因と治療法はわかっていません。

浮袋の異常の場合には、そのまま回復を待つしかありませんが、消化不良の場合には水温を25℃位に保ち、エサを絶つことで数日で回復することもあります。

予防策としてはエサを少なめにあげることと、消化の良いエサ、古くないエサを与えることです。

また、浮遊性のエサは琉金などがエサを食べる際に空気も一緒に飲み込んでしまいガス病を引き起こすこともありますので、沈下性のエサに切り替えてみるのも一つの対策となります。

水槽の底に沈んだまま動かない

金魚が水槽の底に沈んだまま動かない場合には、水温の低下や体力の消耗などが考えられます。金魚は水温が10℃以下になると活性が極端に低下し、エサもあまり食べなくなり、水槽の底でじっとしていることがあります。

金魚は水温によって体温が変化する変温動物ですので、水温が低下すると体内の各器官の動きも鈍くなるため、この時期にエサを与えても消化不良を起こすことがあります。

消化不良を起こしている金魚のフンは白くなりますので、もし金魚が白いフンをしているようなら、エサを与えるのをやめ、数日絶食をさせて回復を待ちます。

できるのでしたらヒーターを設置して水温を上げてあげることにより、回復も早まり、活発に泳ぐようになります。

水温の上昇とともに回復してくれれば一安心ですが、水温が上がっても症状が全く改善されない場合には体力の消耗が疑われます。

金魚の体力消耗には様々な原因があるため、すぐに原因を特定することは難しいので、まずは観察を怠らずに金魚の体に異変が無いかをチェックします。

ヒレの先が白くただれ、ちぎれたり、溶けていないか。

模様とは明らかに違う赤や白の斑点などはないか。

出血していないか。 体に穴が開いたり、寄生虫がついていないか。

エラぶたが膨らんだり、充血していないか。

口元がただれたり、白く濁ったりしていないか。

などを確認し、もし疑わしい症状が見られる場合にはその症状にあった病気に対する治療が必要となってきます。

レイアウトに体を擦りつける・水面からジャンプする

金魚が水槽内の置物や流木などレイアウトに体を擦りつける仕草や水面からジャンプするような仕草を見せるときには寄生虫によるかゆみが原因かもしれません。

元気がよく、泳ぎ回っているのであれば問題ないのですが、頻繁にこのような行動をとるときには寄生虫の確認が必要です。

1cmくらいの糸くずのようなものが金魚に付着し、根元が充血していたらイカリムシです。イカリムシは水かえを定期的に行うことで予防できますが、購入してきた金魚に一緒についてきてしまうこともあります。

もし、イカリムシを見つけたらピンセットで優しく抜きます。イカリムシを引きちぎってしまうと残った部分から再生してしまうこともありますので、丁寧に抜きます。

イカリムシの他にもウオジラミや吸虫病など金魚に寄生する寄生虫は何種類かいますが、どれも水質の悪化が原因となることが多いので、定期的な水替えと水槽サイズに対して適正な数の飼育により水を綺麗に保つようにします。

「水面に浮いたまま動かない」、逆に「水槽の底に沈んだまま動かない」、「横になったり、曲がったりしながら泳ぐ」、「レイアウトに体を擦りつける」、「水面からジャンプする」など金魚の異常を知らせるサインには様々な症状がありますが、そのような症状を起こす要因はどれも日頃の世話の仕方が大きく影響していると言えます。

金魚がこのような症状を見せた際に、「この金魚は弱い金魚だ」と金魚の弱さに理由を求めるのではなく、自分の飼育方法になにか問題があったのか見直すことが金魚の寿命を延ばすことに繋がるはずです。

金魚が運動不足になるような狭い容器で飼育していないか、金魚がストレスを感じるような過密飼育をしていないか、水質は悪化していないか、エサを与え過ぎていないかなど金魚の飼育ではちょっとしたことが金魚の病気の引き金となることもありますので気を付けたいところです。