金魚の飼い方ポンプなしで上手に育てる方法!エアーポンプの代わりになるものは?

2019年10月22日

酸素ポンプと金魚

金魚はポンプなし飼育方法でも元気に育つ?

金魚はなぜ口をパクパクさせるのか?

水槽のぶくぶくはなんのためにあるのか?

金魚はブクブクがないとどうなる?

金魚を酸素なしで飼う方法とは?

金魚の外飼いはなぜエアレーションなしで大丈夫なのか?

金魚のエアーポンプの代わりになるものは?

金魚の酸素ポンプの代用は?

金魚のエアーポンプはいらない?

金魚の空気はポンプなしで足りる?

こんな金魚をエアーポンプなしで飼育する方法に関する疑問についてご紹介いたします。

金魚はポンプなし飼育方法でも元気に育つ?

まず金魚飼育に必ずと言っていいほど必要とされるエアーポンプとは何か?

エアーポンプは電源に繋ぐことによってエアーストーンから酸素が出始め、その音がブクブクと鳴ることから通称ぶくぶくなどと呼ばれることもあります。

金魚やメダカなど水生生物を飼育するうえでは昔からメジャーな飼育器具ですのでご存知の方も多いはずです。

エアーポンプの働きにより水中に半ば強制的に空気を送り込むことにより金魚の酸素を賄っています。

そんなエアーポンプですが、ポンプなしでも上手に飼育すれば金魚を元気に育てることは可能です。

金魚はなぜ口をパクパクさせるのか?

鼻上げをする金魚

ポンプを使わないと金魚が水面で口をパクパクさせるような行動を取ることがあります。

金魚は水の中にある酸素をエラから取り入れることによって呼吸していますので水中の酸素が無くなれば死んでしまいます。

その前兆として水中の酸素が不足し始めると水面に顔を出しパクパクと苦しそうな仕草をするようになります。

よってそのような状況になったら水中の酸素不足と考えてください。

ただ、酸素不足以外にも餌が欲しい時なども水面で口をパクパクさせますので、その違いをしっかり見分けられるようにしておきましょう。

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水槽のぶくぶくはなんのためにあるのか?

水槽のぶくぶくは金魚が酸素不足にならないように水中に空気を送り込むためにあります。

ただ、ぶくぶくの働きはそれだけではなく、実は隠れたメリットもいくつかあります。

  • ポンプを稼働させることにより水槽内の水に流れができて澱みがなくなる。
  • 金魚以外にも水中の濾過バクテリアに酸素を供給する。
  • 酸素が豊富にある水中は濾過バクテリアが活発に活動できるので、水質が安定しやすい。

ぶくぶくにはこのようなメリットもあります。

このようなメリットを考えるとエアーポンプの設置を渋っていた考え方も少し変わってくるかもしれませんね。

金魚はブクブクがないとどうなる?なしでも大丈夫?

金魚にぶくぶくを使用しないとどうなるのか?

その答えは先のようなメリットが全て失われます。

  • 水中に供給される酸素量が少なくなる。
  • 水の流れがなくなり、澱みができやすくなる。
  • 水中の濾過バクテリアの活動が鈍ることがあり、水質が悪化しやすくなる。

ただ、そのような事は理解していてもやはりぶくぶくなしで金魚を飼う方法を知りたいと思う方も多いはずです。

飼育環境によってはエアレーションが準備できないなんてこともあるかもしれません。

  • その理由として酸素ポンプ(ブクブク)を持っていない。
  • 屋外で金魚を飼育しており近くにコンセントが無い。
  • 金魚を飼っている場所に電源なし。
  • 小さな金魚鉢なのでブクブクが設置し難い
  • 寝室に金魚を置いているのでエアレーションの音が気になる

金魚を飼育するにあたってエアポンプはあったほうがいいものなのですが、必ずなければいけないというものでもありません。

金魚を入れている水をしっかり管理することにより金魚が必要とする酸素を維持することが出来れば、ぶくぶくが無くても金魚を飼うことは可能です。

金魚を酸素なしで飼う方法とは?

それではどのようにすればエアーポンプ無しで金魚が飼えるのか考えていきましょう。

まず大前提として金魚が消費する酸素量よりも供給される酸素量の方が優っていることが必須です。

その環境を保つための一つ目の方法は水量に対して金魚の数を少なくすることです。

酸素を消費する生体が少なければ水中の酸素が減るスピードも遅くなりますのでぶくぶく無しでも飼育が可能になります。

逆に同じ大きさの飼育容器の中にたくさんの金魚を入れたもののほうが断然酸素不足になりやすくなります。

しかし・・・

大きな水槽に金魚1匹などではやはり寂しいものですし、出来ればいろいろな金魚を飼いたいといった想いもあるでしょう。

そのような時は水換えの頻度を増やすことです。

水道水には新鮮な酸素が含まれていますので水換えを行うことで金魚鉢や水槽に新しい酸素を取り込むことができます。

また水換えによって常に綺麗な水質が保てるので金魚の病気を防ぐこともできます。

ただ水換えにはメリットだけでは無くデメリットもありますのでしっかりとした水換え方法をマスターして行うようにしてください。

pHや水温、カルキなど気を使わなければならない項目をしっかり理解し水換えを行うようにしましょう。

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金魚の外飼いはなぜエアレーションなしで大丈夫なのか?

睡蓮鉢

室内水槽や金魚鉢などで金魚を飼育する際に水換え頻度を多くすることで酸素を賄えることはご理解いただけたと思います。

しかし、屋外の池や睡蓮鉢などで飼育している金魚はそれほど水換えを頻繁に行わなくても元気に育てることができます。

なぜ外飼いの金魚はエアレーションや頻繁な水換えをしなくても元気に育つのか?

その理由は屋外ならではのメリットがあるからです。

雨や風などが水面に当たる事で水面で頻繁なガス交換が行われます。

余分な二酸化炭素が放出され、酸素が水面から水中に溶け込むことによって必要な酸素が賄われます。

また、太陽の恩恵もあり、水中の植物プランクトン、水草、浮き草などが活発に光合成を行うことにより酸素を供給しています。

このように屋外では人の手が入らなくても自然のサイクルが出来上がっていくものなのです。

金魚などの生き物を元気に育てるには本来このような自然のサイクルが理想的なのかもしれないですね。

それでは室内ではどうすれば良いのか?

室内でエアーポンプの代わりになるものはあるのかについても考えてみましょう。

金魚のエアーポンプの代わりになるものは?

金魚の酸素を維持するための方法はエアーポンプだけではありません。

エアーポンプの代わりになるものもいくつかありますのでご紹介いたします。

  •  水草や浮き草などの植物
  • 濾過フィルターの水流
  • 酸素を出す石
  • ストローで酸素を送り込む

水草や浮き草などの植物

まずは水草を入れることにより水草の光合成を利用した酸素供給方法があります。

この方法は水草がしっかり成長することが必要ですので屋外飼育など、日光が当たる場所での金魚飼育において用いることのできる方法とも言えるでしょう。

スイレン鉢に金魚とホテイアオイやマツモ、アナカリスなどを入れ、日の当たる庭先や玄関先に置いておくのもまた風流なものです。

このような飼育方法をビオトープでの金魚飼育といい、自然の減った現代社会にとってちょっとした水辺を作ることのできるビオトープは非常に人気のある飼育方法となってきています。

室内水槽でも水草が育つように水槽用の照明を設置してあげれば同じような環境を再現することも可能です。

水槽内に赤や黒の金魚が泳ぎ、そこに緑色の水草が茂る光景は酸素の供給目的だけではなく、見る人に安らぎを与えるメリットもあります。

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濾過フィルターの水流を利用する

濾過フィルターの水流を利用する方法もあります。

上部フィルターなどを利用している場合には水の落ち込みにより水中に酸素が供給されますのでエアーポンプを設置しなくても酸素供給ができていることになります。

さんそを出す石を入れる

金魚の飼育が室内なのでビオトープはできない。

金魚鉢のような小さめの容器なので濾過フィルターも設置できない。

そんな飼育方法の時には入れておくだけで酸素を出してくれるアイテムを利用すると良いでしょう。

「入れておくだけで酸素を出す?」こう聞くとなんだか怪しい商品のように聞こえるかもしれませんが、商品開発メーカーはアクアリウム業界でも有名なジェックスやニチドウですのでその点は安心できるはずです。

ニチドウの商品名はそのままズバリ「さんそを出す石」、ジェックスの商品名は「おさかなぶくぶくブロック」です。

投入後1ヶ月くらい持続して酸素を出してくれますので小さな金魚鉢飼育などでは重宝するはずです。

ストローで酸素を送り込む

次はストローによる酸素供給方法です。

説明するまでもないと思いますが、ストローを金魚鉢に差し込み空気を吹き込む。

この方法は誰しも一度は考える方法かもしれませんが、実は非現実的な方法です。

確かにストローで酸素を吹き込めば何もしないよりは水中に酸素が溶け込むはずです。

しかし大事なことはその酸素濃度を常に保ち続けることなのです。

いかがでしょう?1日中ストローで酸素を送り込む作業をする自信がありますか?

寝る間も惜しんで酸素供給するのはほぼ無理なはずです。

よってストローでの酸素供給は今回は見送りとしておきましょう。

最後にこれは酸素を供給する方法では無いのですが、水中の溶存酸素の量に大きな影響を与えることですので覚えておいてください。

水中では水温が上昇することにより水中の溶存酸素量は低下します。

よって冬場や春先に問題が無かった水槽でも夏になったら急に酸欠を起こしたなんて事にもなりかねませんので気をつけてください。

室内で飼育している金魚であれば直射日光の当たらない場所や昼間でも室温が高くならない場所などに置くようにしましょう。

特に水量の少ない金魚鉢などでは水温の上昇は顕著に現れますので注意が必要です。

このように水中の溶存酸素量をしっかり把握して適切な管理をおこなうことでエアレーションなしでも十分金魚を飼育することは可能です。

しかしアクアリウム初心者などでこのような仕組みをしっかり把握できていないのであれば、無理にエアレーションなしの環境を維持するのは得策とは言えないでしょう。

できればしっかりとした設備を整えてあげるほうが金魚の寿命を延ばすことにもつながります。

なぜエアーポンプなしの飼い方を選ぶのか?

エアーポンプなしでの金魚の飼い方をごご紹介してきましたが、なぜエアーポンプなしの飼い方を選んだのでしょうか?

もしエアーポンプの動作音が気になるのでエアーポンプを敬遠しているのであれば動作音が静かなエアーポンプを選ぶという選択肢もあります。

確かに以前はエアーポンプの動作音は気になるものでした。

寝室に置いた水槽などから聞こえてくるエアーポンプの動作音で寝付けない。

そんなこともありましたが、そのような問題を解決したエアーポンプも今では販売されています。

エアーポンプの中でも非常に人気のある商品ですのでやはり多くの方が気にしていた問題なのかもしれませんね。

金魚を飼育している環境に電源がないような時には電源なしでも使える電池式のエアーポンプもあります。

ただ、乾電池2個使用で連続使用時間30時間程度とあまりコストパフォーマンスが良くない製品もあります。

よって常時使用で考えるのではなく、急な水温上昇による酸素不足や水槽掃除の一時避難などの緊急時の備えとして用意しておくと良いかもしれません。

金魚のエアーポンプなしまとめ

  • エアーポンプなしで金魚を飼うには金魚の酸素消費量よりも供給量が優っていること
  • 金魚の数を少なくすればエアーポンプなしでも金魚を飼いやすい。
  • 水換えの頻度を増やすことで酸素を供給する方法もある。
  • 屋外ビオトープなどでは植物が酸素を供給してくれる。
  • 濾過フィルターの水流を落とし込むことで酸素を取り入れる方法もある。
  • 小さな金魚鉢では酸素を出す石などの商品を使う方法もある。
  • エアーポンプの動作音が気になるのなら静かな動作音のポンプを選ぶ選択肢もある。

今回は金魚をエアーポンプなしで飼育する方法についてご紹介しました。皆様の金魚飼育の参考にして頂けると幸いです。

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