金魚が水換え後に動かない・元気がない・死んだ 水換えの危険性と原因

2020年9月2日

金魚が動かない

金魚が水換え後にパクパクしてなんだか様子がおかしい。

水換え後に動かない。

水換え後数日で死んでしまった。

水換えは汚い水をきれいな水にするのだから金魚にとって良いことのはず。

それなのになぜ水換えをしたら元気がなくなるのか。

最悪死んでしまうのか。そんな金魚の水換えにおける危険性と問題点についてご紹介いたします。

金魚が水換え後に死んだ・元気がない

金魚が水換え後に死んでしまった。

こんな経験をすると「自分が行った水換えが原因ではない。」「偶然金魚が弱っていたからだ。」と思いたくなることもあります。

しかし、実際に水換えの方法を間違えると金魚が死んでしまうことがあるのは事実です。

水換えとは方法を間違えるとそれだけリスクを伴う作業です。

水換えのどのような問題が金魚を弱らせてしまう原因となるのか水換えのリスクと危険性についてご説明致します。

水換えをして水を綺麗にしているのに何故死んでしまうの?と思われるかもしれませんが、そのような時には水質の悪化が原因ではなく、環境の急激な変化が原因であることが多いものです。

環境の急激な変化とは水温の変化、水質の変化、pHの変化などが挙げられます。

このような変化は目には見えないものですので知識を持っていないと知らないうちに金魚にストレスをかけていることになってしまいます。

金魚が水換え後に動かない時にはどうしたら良いか

金魚が水換え後に動かなくなる原因は水換えによりストレスを感じてしまった時です。

  • 急激な水温変化によるストレス。
  • 急激な水質の変化によるストレス。
  • またはカルキ抜きを忘れた事による水道水の塩素による体表へのダメージ。

このようなこと全てが金魚へのストレスや負担に繋がってしまいます。

よって病気や酸素不足とは違いますのでその場で対処する方法はありません。

「元気がないので餌を与えてみては?」このような考えは水質の悪化を招きますのであまりお勧めできません。

まずは金魚が元気を取り戻すまでそっと見守ってあげるしかないのです。

金魚が水換え後に動かなく症状については事前に予防するしかありませんので今後のためにもしっかり予防策を理解しておきましょう。

金魚は水換えしないほうが良いか?

水換えによる環境の変化が金魚にとって良くないのなら水換えはしないほうが良いのか?

そのような疑問も出てくるはずです。

まずは水換えの必要性について先にご説明いたします。

水換えをしなければ確かに環境の急激な変化は起こりませんので水換えにより金魚が弱ってしまうようなリスクは避けられます。

しかし、水換えをしなければ飼育水は徐々に汚れていきますので、また違った問題により金魚が死んでしまうことに繋がります。

よって金魚の水換えは飼育環境にもよりますが、必ず必要となる作業です。

屋外の池で金魚を飼育している場合にはほとんど水換えをしなくても長生きすることは多々ある話です。

しかし、室内の金魚鉢や水槽での飼育の場合には必ずと言って良いほど水換えを怠れば金魚は病気になり死んでしまうこととなるでしょう。

そのため水換えをしないという選択肢を選ぶのではなく、正しい水換え方法を学び、水換えのリスクを知ることが大切です。

それでは水換えによるリスクについて話を進めていきましょう。

一度に全部の水を換えるリスク

急激な環境の変化を起こす最大の原因は水換え時に全ての水を一気に交換してしまうような作業です。

大量の水換えを行えばそれだけ飼育水の状態が大きく変わることは容易に想像ができます。

水換えを部屋の掃除のように考えている人も多いようです。

「頑張って綺麗にすれば気持ちが良い」確かに部屋の掃除は綺麗になれば気持ちが良いですが、水換えは掃除ではなく、金魚にとっては環境の変化なのです。

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水換え時の水温に注意

水温の変化から考えてみると飼育水の水温が26℃として水道水から出てくる水温が22℃くらいだとしたらこの時点で4℃の水温差が生じます。

この4℃という水温差を意識せずに水換えを行えば、急激な水温差が発生します。

その水温差は交換する水の量によって影響度合いが変わることを頭に入れておきましょう。

急激な水温の変化は金魚にとっては致命傷となることもあり、そのまま死んでしまうことさえありますので気をつけましょう。

水換え時のpH変化にも注意

水質やpHでも同じことが言えます。

飼育水は時間の経過とともに餌の食べ残しや金魚の排泄物などによって酸性へ傾いていきます。

日本の水道水はほぼ中性に保たれていますのでこの点でも大量の水換えは水質を大きく変化させることが理解できるはずです。

pHの急激な変化はペーパーショックという症状を起こさせ、これもまた金魚にとっては過度なストレスとなります。

ペーパーショックを受けると金魚の動きが鈍くなり、動かなくなったり、水槽の隅でじっとしていることが多くなります。

その後、回復することもありますが、ダメージの大きさによっては数日後にポツポツと死んでしまうことさえあります。

このような理由から水換えは一度に全ての水を換えるのではなく回数を増やし、1回の量を少なくするほうが望ましいのです。

水換え前に飼育水と水道水のペーパーを測定し、ペーパーに大きな違いがある時には時間をかけて少しずつ水換えを行いペーパーの変化を少なくする作業が必要となります。

水換え時のカルキ抜き・除去

水換えにおいて急激な環境の変化を避けることの他に気にかけなければいけないことが水道水のカルキ除去です。

水道水には消毒のための塩素(カルキ)が含まれています。

この塩素は人にとっては全く無害な量ですが、金魚にとっては大きなストレスとなる事を覚えておきましょう。

また金魚以外にも水の中に繁殖している濾過バクテリアや金魚の餌となる植物性プランクトン、動物性プランクトンなどにとっても有害な物質であることは容易に想像できるものです。

  • 金魚はダメージを受ける。
  • 水を綺麗にしてくれている濾過バクテリアもダメージを受けて減ってしまう。
  • 金魚の餌となるプランクトンも減ってしまう。

これだけでも水道水をそのまま使用するリスクの大きさは理解できるはずです。

よって水道水を利用する場合には必ずカルキ抜きを使用し、カルキの無害化と水道水に含まれる重金属の無害化をしておきましょう。

水道水のカルキを抜く方法には市販のカルキ抜き剤を使用する方法や水槽用浄水器を使う方法などがあります。

カルキ抜き剤は価格的にお手頃で使い勝手が良いと言うメリットがあります。

しかし大きな睡蓮鉢や水槽の水換えや頻繁な水換えを行うと消費が激しいという問題もあります。

その点、浄水器は初期費用は高いですが、大量の水換えや頻繁な水換えを行うには重宝します。

また、ホースに繋ぎ、そのまま水換えを行えるので水換えの作業性の良さと水道水に含まれるカルキや重金属を完全に無害化してくれるという安心感もあります。

金魚の水換えの危険性まとめ

  • 水換えの方法を間違えると金魚が死んでしまうこともある
  • 水換えには水温の変化・水質の変化・pHの変化が伴う
  • 水換えによる環境の急激な変化は金魚にとって大きな負担となる
  • 水換えは一度に全ての水を換えないようにする
  • 水換えに使う水は極力水槽の水温と合わせる方が良い
  • 水換えに使用する水のカルキ抜きも忘れずに!

今回は金魚の水換えの危険性についてご紹介しました。皆様の金魚飼育の参考にしていただければ幸いです。

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