金魚の繁殖・稚魚飼育

金魚の繁殖・繁殖時期・繁殖方法・繁殖行動など解りやすく解説

2019年10月22日

金魚の繁殖・繁殖時期・繁殖方法・繁殖行動など解りやすく解説

繁殖した金魚

金魚の繁殖。稚魚が生まれ大きくなる姿を見守ることは金魚飼育の一番の醍醐味とも言えるものでしょう。

そんな金魚の繁殖はさほど難しいものでは無く、金魚のルーツを辿れば元のフナから突然変異や選択交配を繰り返して誕生してきた品種なため、他品種同士でも繁殖は可能です。

機会があれば金魚の繁殖に挑戦してみてください。

 

 

金魚の繁殖シーズン

庭の池やスイレン鉢などでの飼育の場合は四季の移り変わりによる外気温の変化に影響を受け、水温が20℃前後になる春先から夏にかけてが金魚の繁殖シーズンとなります。

 

ただ室内水槽の飼育などでヒーターを使用している場合には水温が安定している為1年中繁殖は可能です。

 

金魚の雄雌の見分け方

金魚の繁殖を考えるとやはり知っておきたいのがオスとメスの見分け方でしょう。

 

金魚のオスとメスの見分け方は尾の付け根にある生殖孔の形で見分けますが、水槽内を自由気ままに泳ぎ回る金魚の尾の付け根を観察する事は少々困難ですし、さらに二匹並べて比較なんて事もなかなか出来ません。

 

よって初心者の方には尾の付け根の生殖孔で見分ける方法よりも簡単に見分ける方法をご紹介いたします。

 

金魚の雄雌を判断するもう一つの方法が追星による判断方法です。

 

追星とは性成熟した金魚のオスにだけ現れるサインで胸ビレやエラの周辺に白いブツブツしたものが現れますのでこの追星サインのある金魚が雄、無い金魚が雌と言うことになります。

 

金魚の産卵行動

金魚の産卵行動は水槽内でオスがメスを追い回すようになり体を擦り付けたり、メスの腹部をつつくような行動が見られたら繁殖のサインです。

 

このような行動を繰り返すようになるとやがてメスは卵を産み、その卵にオスが精子を振りかけて受精させます。

 

繁殖をさせる為に特別な事を行う事も無く、性成熟したオスとメスを同じ水槽に入れておけば自然と繁殖は行われます。

 

ただ、なかなか産卵しないときなどには、繁殖を促進させる方法として多めの水換えを行うことで刺激を与える方法もあります。

 

 

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金魚の産卵から孵化

金魚藻と金魚

金魚のオスとメスを一緒に入れておけば自然と繁殖は行われるとお話ししましたが、それでは産卵はどのような場所で行われるのでしょうか。


金魚の産卵は細かい葉の水草やホテイアオイの根など卵を外敵から守れるような場所に行われます。

よって金魚の繁殖をしたい時には通称『金魚草』や『金魚藻』などと呼ばれるカモンバやマツモ、アナカリスなどの丈夫で細かい葉の水草を入れておいてあげると安心して産卵するようになります。

もしこの様な水草が準備できない場合にはビニール紐を結び、細かく裂いたものを浮かべておくだけでも代用可能です。

 

金魚が産卵をすると水草などに無色透明の小さな卵を確認する事ができますので金魚の卵を確認したらすぐに親魚とは隔離するようにしてください。

 

金魚は水草の影など外敵から守れるような場所に産卵をするのですが、折角産卵したその卵を自分たちで食べてしまいます。

 

一見何とも矛盾した行動に思えますが、この金魚の行動には親魚が危険を感じた際に本能的に卵を守ろうとする行動とも言われています。

 

・・・がやっぱり食べてしまっては本末転倒な話ですね。

 

その為に迅速な隔離が必要となってきますが隔離の方法としては産卵したばかりの卵はデリケートな為金魚の方を他の水槽に移すようにしてください。

 

もし予備の水槽が用意出来ない時にはパーテーションなどで区切り親魚が卵を食べれないようにしましょう。

 

 

産卵箱

また水槽内に簡単に取り付けることによって卵や稚魚を他の魚から守る産卵箱などもありますのでこのようなアイテムをうまく活用することで稚魚を守りながら育てることもできます。



産卵箱は水槽前面に設置することで観察がしやすい上に飼育管理も容易になるメリットがあります。


他にも同じ水槽内に設置するので小さな容器や水槽で卵や稚魚だけを管理するのと違い水質が安定しやすいなどのメリットもあります。

 

産卵から孵化までの日数は数日から1週間程度ですのでそれまでは毎日卵の変化を観察するようにしてください。

 

卵が元気に成長している時は無色透明ですが、中には白く濁ったような感じの卵もあります。

 

このような卵は残念ながら死んでしまっていますのでスポイトなどを利用して取り除くようにしてください。

 

このような卵をそのまま放置しておくと水カビなどが繁殖し他の卵にも悪影響を及ぼしてしまいます。

 

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金魚の稚魚の育て方

卵が無事孵化するとお腹に袋の様なものを付けた稚魚が生まれてきます。

 

このお腹に付いた袋の様なものは卵黄(ヨークサック)と言い、このヨークサックがある間は稚魚は上手く泳ぐ事が出来ませんが、このお腹に貯めた栄養分を利用して成長するため餌を与える必要はありません。

 

ヨークサックが吸収され泳げるようになったらブラインシュリンプを沸かして与えるようにします。

 

価格的に少々割高にはなりますが、最近ではブラインシュリンプをふ化させる手間を省いた稚魚用の餌も販売されていますのでそのようなものを使ってもいいでしょう。

 

金魚と言うと赤や白と言った華やかな色合いをイメージしますが、産まれたての稚魚はこのような色合いはしておらず原種のフナに近いグレーもしくは黒っぽい色合いをしています。

 

個体差もありますが成長して3〜5cmほどになるに連れ徐々に色変わりをしていきます。

 

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