金魚が死ぬ前兆とは?金魚は死ぬ前に暴れる?

2023年7月31日

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金魚が死ぬ前兆とは?

金魚が死ぬ前兆とは?

金魚は死ぬ前に暴れる?

金魚の老衰の症状とは?

金魚の元気がなくて底にいるのは死ぬ前兆?

こんな金魚の死ぬ前兆に関する疑問についてご紹介いたします。

金魚が死ぬ前兆とは?

金魚は体調が悪化すると様々な症状を見せます。

その症状を放置してしまうと体調の悪化だけに留まらず、金魚が死んでしまうこともあります。

よって金魚が死ぬ前兆とは体調悪化のサインと等しいとも言えます。

金魚が死ぬ前兆に見せるサインには

  • 水面に浮かんでいる時間が長い
  • 水槽の底でじっとしている時間が長い
  • 横たわっている
  • えらや口の動きが激しい
  • 泳ぎ方がおかしい

などが挙げられます。

水面に浮かんでいる時間が長い

金魚が水面に浮かんでいる時間が増えた場合は体調悪化の兆候ともいえます。

最初の頃は、刺激を与えると元気に泳ぎ始めることもあるでしょう。

しかし、時間が経つにつれて浮く時間が増えてくると反応も鈍りだし、深刻な状態である可能性が高まります。

水槽の底でじっとしている時間が長い

水面に浮いている時と同様に水槽の底でじっとしている時間が長い時も体調不良のサインである場合があります。

ただ、夜暗くなってから水槽の底でじっとしている時には休息をとっている事が多いものです。

また、水温が下がる冬には水の底でじっとして暖かくなるのを待つ冬眠状態に入っています。

暖かい時期になれば、健康な金魚は活発に水槽内を泳ぎ回りますので、水槽の底に長時間留まり、動かないことが多い場合は注意が必要です。

横たわっている

水面近くに浮いていたり、水槽の底でじっとしていてもフラフラしているような様子が見られない時には、症状がそれほど重症化しておらず回復させることも可能な場合が多いものです。

しかし、金魚がじっとしているだけではなく、横たわるようになってしまっていたらかなりまずい状態と言えます。

このような状態になってしまった金魚を救うことは難しく、環境を整えても回復が難しいことが多いものです。

よって金魚が横たわっている=金魚が死ぬ前兆とも言えます。

えらや口の動きが激しい

金魚が呼吸困難になると、えらや口の動きが激しくなります。

このような症状が見られる場合には、飼育水の酸素量が不足しているか、病気などの感染による影響を受けている可能性が考えられます。

泳ぎ方がおかしい

金魚が不規則な動きをしたり、くるくると回りながら泳ぐ場合はアンモニア中毒の可能性があります。

アンモニアは金魚にとって有毒であり、影響を受けると生命に関わる事態になることもあります。

金魚は死ぬ前に暴れる?

金魚が死ぬ前に暴れたという話は、よく聞かれます。

しかし、実際のところ、すべての金魚が死ぬ直前に必ず暴れるわけではありません。

金魚が暴れる理由には寄生虫の影響やpHショックなどがあります。

白点病などではウオノカイセンチュウに寄生されることにより金魚が痒がって暴れることがあります。

ただ、白点病では寄生虫の影響によってすぐに死んでしまうようなことはないため、死ぬ直前に暴れると言うよりも暴れている期間が長くなり徐々に衰弱していく傾向があります。

ペーハーショックのような水質の急変により死んでしまう場合には確かに死ぬ前に暴れるように苦しむことがあります。

このように金魚が死ぬ原因によって暴れることもあれば、静かに衰弱していくこともあります。

金魚が暴れてしまう問題については下記記事にて詳しくご紹介していますのでご覧ください。

金魚の老衰の症状とは?

金魚は、特に良好な環境で飼育されると10年から15年、時には20年以上生きることが知られています。

しかしその長い寿命の中で、年を取ることによって金魚に老衰の兆候が現れることがあります。

老衰は生物が経験する自然な老化現象であり、このプロセスは完全には止めることができません。

金魚の老衰の症状には

  • 体色が薄くなる
  • ヒレが白濁する、裂ける、または縮む
  • 目が白濁する
  • 動きが鈍くなる
  • 食欲が落ちる、または食欲がなくなる
  • 病気にかかりやすくなる

などが挙げられます。

体色が薄くなる

金魚の鮮やかな色が薄れ、灰色がかった色合いになることがあります。

これは老齢によるもので、特定の病気ではないため治療の必要はありません。

ヒレが白濁する、裂ける、または縮む

ヒレの透明感が失われ、白濁することや、ヒレの端が裂ける、縮む現象が見られることがあります。

目が白濁する

老齢の金魚の目は白く濁ることがあります。これは、目のレンズが年齢とともに変化するためです。

動きが鈍くなる

活発に泳いでいた金魚も、年を取ると動きが鈍くなり、水槽の底でじっとしていることが増えます。

食欲が落ちる、または食欲がなくなる

老衰により食欲が減少することがありますので、食事の量や回数を調整することで対応しましょう。

病気にかかりやすくなる

免疫力が低下することで、病気にかかりやすくなることがあります。

水質管理や病気の早期発見、早期治療が重要です。

金魚の元気がなくて底にいるのは死ぬ前兆?

金魚の元気がなく、水槽の底にいる様子を見て、死ぬ前兆ではないかと心配になることがあるかもしれません。

しかし、「金魚が底のほうでじっとしている=必ずしも死の前兆」とは限りません。

先にご紹介しましたように夜暗くなってから水槽の底でじっとして休息をとっている場合や水温が下がる冬に水の底でじっとして暖かくなるのを待つ冬眠状態に入っている場合もあります。

そのような条件以外で金魚が全然動かずに水槽の底でじっとしている時間が長い場合には問題が起こっているかもしれません。

そのような時には状況を観察し、対応することが重要となってきます。

金魚が底でじっとしていて元気がない時の対処法については下記記事で詳しくご紹介していますのでご覧ください。

金魚の死ぬ前兆まとめ

  • 金魚が死ぬ前兆に見せるサインには、水面に浮かんでいる時間が長い、水槽の底でじっとしている時間が長い、横たわっている、えらや口の動きが激しい、泳ぎ方がおかしいなどが挙げられる。
  • 金魚は死ぬ前に必ず暴れるわけではないが、水質の急変によるpHショックなどを受けた場合には暴れるように苦しみ死んでしまうこともある。
  • 金魚にも老衰の症状があり老化とともに様々な問題が起こりやすくなるので日々の観察が大切になってくる。
  • 金魚が底の方でじっとしている場合には夜暗くなってから水槽の底でじっとして休息をとっている場合や水温が下がる冬に水の底でじっとして暖かくなるのを待つ冬眠状態に入っている場合がある。

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