金魚が水面にいることが多いのはなぜ?
金魚が水面で口をパクパクしているのは酸欠?
金魚が水面近くでじっとしているのは病気?
金魚が水面でプカプカ浮いているのは病気?
こんな金魚の水面での行動に対する疑問についてご紹介いたします。
金魚が水面にいることが多いのはなぜか
金魚が水面にいることが増えた。これは何かのシグナルなのか?
理由がわからないとなんだか不安。
そう感じる人も多いかもしれません。
金魚は病気になったり、体調不良になると水面にぷかぷかと浮いていたりすることもあるので心配になるのは当然でしょう。
ただ、金魚が水面にいることは必ずしも悪いことではありません。
何故水面にいることが多いのか?じっくり観察して原因を探してみましょう。
金魚が水面近くにいる理由には次のようなものがあります。
- 餌が欲しくて水面に集まる
- 酸素が不足していて水面に集まる
- 浮き袋に異常が現れ浮いてしまう
- 病気により泳ぐ力がなくなる
- 水質の悪化による浮上
- 日光浴
それぞれに金魚の状態や動きに違いがありますので金魚がどのような理由で水面にいるのか探ってみましょう。
金魚が水面で口をパクパクしているのは酸欠?
金魚が水面で口をパクパクするのは酸素が不足しているのか?
確かに水中の酸素が不足すると金魚は水上から酸素を取り込もうと水面でパクパクすることがあります。
そのような時には金魚がなんだか苦しそうであったり、動きが鈍かったりしますので毎日金魚を観察していれば違いはすぐにわかります。
飼育者に慣れた金魚は人が近づくと餌を貰えるものだと思って水面に上がってきます。
水面で元気よく口をパクパクするのは「餌くれ」の合図とも言えます。
餌を与えるとすぐに餌に飛び付き、食べたら少しのあいだ水中に潜ってもぐもぐするようになります。
このような時は心配する必要はありません。
水面でふらふらしながらゆっくり口をパクパクしているような時は酸素不足の可能性があります。
水温が高くなっていないか?
飼育容器に対して金魚の数は多くないかなどを再確認してみましょう。
次のような症状が見られるときには病気か体調不良の可能性が高くなりますので注意しましょう。
- 金魚が水面でなんだか苦しそう。
- 金魚が水面で横向きになったり、逆さまになる
- 金魚が水面でぼーっとしている
- 餌を与えても反応が鈍くじっとしている
逆に下記のような時には餌を欲しがっているサインです。
- 数匹の金魚が我先にという感じでパクパクしている
- 飼育者の方に集まってくる
- 餌を与えるとすぐさま餌に飛びつく
- ある程度餌を食べて満足すると水中に潜る
このような状況は金魚が元気な証拠です。
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金魚が水面近くでじっとしているのは病気?
冬が近づき水温が下がってくると水温の低下とともに金魚の動きは鈍くなっていきますのでじっとしている時間が増えます。
春から秋にかけて、まだ水温が高い時期に金魚の動きが鈍くなるのは何かしらの問題を抱えていることが多いものです。
金魚の体に何かしらの異常が見られないかじっくり観察してみましょう。
じっとしている金魚が1匹のみの時にはその金魚だけ隔離して塩浴や薬浴などの治療を施してみるのも一つの方法です。
金魚の水面での行動まとめ
- 金魚は体調不良や病気になると水面に浮かんでいることがある
- 水面で口をパクパクするのは必ずしも酸欠とは限らない
- 飼育者に集まるように激しくパクパクするのは餌くれのサイン
- 金魚が水面にいても動きが活発であれば元気な証拠
- 金魚が水面でじっとしていることが多いのは何か問題がある可能性が高い
- 水質が悪化すると金魚は水面近くに集まることが多くなる
- 金魚は日光浴のために水面近くで泳いでいることもある