金魚が死んでしまう原因・死因 金魚の突然死・1日で死んだ

2020年8月10日

金魚の死

金魚が購入後すぐに死んでしまう。

金魚購入後1日で死んでしまった。

長い間飼育していた金魚が徐々に死んでしまう。

金魚の突然死。

それぞれに金魚が死んでしまう原因は違うものです。

なぜ金魚が死んでしまうのか?また死んだ金魚はどうすればいいのかなど金魚の死についてご紹介いたします。

金魚が死んでしまう原因・死因は?

金魚が死んでしまう原因=病気と考え、すぐに塩水浴や治療薬を用いる考え方がありますが、まずは金魚が死んでしまう本当の原因を突き止めることが大切です。

金魚が死んでしまう本当の原因を知ることは金魚を死なせない方法を知ることでもあります。

金魚が死んでしまう原因・死因を探すには購入後すぐに死んでしまうケースと長期飼育の中で金魚が徐々に死んでしまうケースに分けて原因を探していく必要があります。

まず、金魚を購入後水槽に投入したらすぐに死んでしまった場合には飼育環境が整っていないことと水合わせができていないことが考えられます。

金魚の水合わせ方法については下記記事にてまとめてありますのでご覧ください。

水槽投入時は問題なかったのに徐々に金魚が死んでしまった場合にはこのままこの記事を読み進めてください。

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飼育初期は上手くいっていたのに徐々に金魚が死んでしまう場合には次のような問題が考えられます。

  • 餌不足による衰弱死(餓死)
  • 暑さによる異常水温
  • 酸素不足による窒息死
  • 環境の悪化と急変
  • 金魚の病気
  • 金魚の寿命

それぞれの原因について詳しく原因と対策を考えていきましょう。

餌不足による衰弱死(餓死)で金魚が死んだ

餌の与え過ぎは水を汚す原因になるので餌を控えめに与えるという考え方は正しいのですが、全く餌を与えないで金魚を育てることはできません。

屋外飼育などで自然に餌が繁殖するので餌を与えなくても良いという考え方もありますが、そのような飼育方法を取り入れるにはそれなりの知識と経験が必要となります。

素人が闇雲に餌を与えないような飼育方法を取り入れるのはあまりお勧めできません。

また、あまりにも与える餌が少なすぎるのも全ての金魚に餌が行き渡らないという問題が発生することもあります。

金魚の体格さや個体差で金魚の中でも強いものと弱いものがおり、弱いものは餌が少ないと餌にありつけなくなってしまいます。

また、親金魚に比べて小さな稚魚などは餌にありつけないことも多いものです。

屋外で飼育していれば植物性プランクトンや動物性プランクトンが発生しやすいため室内飼育に比べると餌には困らないことも多いものですが、それでもしっかり餌となるプランクトンの発生状態を管理していないと思わぬところで餌不足に陥ることもあります。

季節による違いはありますが、水温が上がり金魚の活動が活発になる時期は毎日決まった時間にしっかり餌を与えることをお勧めします。

飼育者の都合により3、4日餌を与えられない時があってもすぐに死んでしまうことはありませんが、慢性的な餌不足に陥ると衰弱して死んでしまうこともありますので金魚の状態を常に観察し健康管理をしてあげましょう。

暑さによる異常水温で金魚が死んでしまう

金魚飼育では水温が30℃を超えると危険水温といわれています。

自然の川や池などは水量がある上に流れがあるため気温が高くなっても水温にそのまま影響するわけではありません。

しかし、個人の飼育環境は閉鎖的空間で水量が少ないため水温が上昇しやすいものです。

睡蓮鉢飼育などでホテイアオイなどを浮かべている場合にホテイアオイの葉が葉焼けを起こしていたりするときには日差しが強すぎることが多いので遮光してあげるようにしましょう。

強い光が水温上昇を招くからと言って建物の中や完全な日陰では植物が育たない上、金魚にとってもあまり良い環境ではありません。

適度に日の光に当たることは大切なことです。

よって季節により日の当たる量を上手く調整することが大事なのです。

朝日はしっかり当たるけれど昼時から夕方の日差しは遮るようにしたり、遮光ネットなどを利用して日の光を弱めてあげるなどの方法があります。

夏の水温対策としては

  • 半日陰で風通しの良い場所におく。
  • 水量を増やす。
  • 水の循環(流れ)を作る

などが挙げられます。

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酸素不足による金魚の酸欠死

金魚が水面で頻繁にパクパクしているような時は酸素が不足している可能性があります。

餌をあげる時や欲しがる時も水面でパクパクするので勘違いしてしまうこともありますが、金魚を日頃からしっかり観察していればその違いにも気がつくはずです。

小さな飼育容器にたくさんの金魚を飼育してしまうと水中の酸素が不足してすぐに酸欠になってしまいます。

気温が上がる時期は特に注意が必要で、水温が上昇すると水中に溶け込むことのできる酸素の量が減るうえに生き物の活動が活発になるため酸素の消費は増えてしまいます。

そうなるとあっという間に水中が酸欠になってしまいます。

昼間に酸素不足の傾向が見られなくても夜になるなると酸素不足を起こすケースもあり、朝起きて金魚を確認したら死んでいたなんて時は夜のうちに酸欠が起きている可能性があります。

夜のうちに起こる酸欠とは植物の呼吸によって水中の酸素が不足して起こることが多い酸欠の一つです。

ホテイアオイが水面を覆い尽くすように繁殖していたり、水中の水草が密集していたり、グリーンウォーターが濃すぎる場合などに起きやすいものです。

植物は昼のうちはお日様の光を浴びて光合成を行い酸素を排出しますが、夜になると光合成活動は止まり、成長のための酸素消費だけが行われます。

そのような状況の中、あまりにも多くの植物が密生していると水中が酸欠になってしまうこともあるのです。

金魚が酸欠になって死んでしまう前にエアーポンプなどを設置して常に酸素を供給できる環境を作っておきましょう。

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環境の悪化と急変による体調不良

金魚はある程度の水質の悪化なら耐えられますが、度を超えた水質の悪化や急変にはさすがに対応することができずに大きなダメージを受けて死んでしまうこともあります。

水質の悪化を引き起こす1番の原因は餌の食べ残しや金魚の排泄物の放置です。

餌の食べ残しや金魚の糞などの排泄物は分解されながら水質を徐々に酸性に傾けていきます。

この状態を放置したまま長期間水換えをしていないとアンモニアや亜硝酸、硝酸塩などが溜まり、水質は大きく酸性に傾いてしまいます。

これが水質の悪化です。

水道の水は蛇口から出してすぐの時はほぼ中性付近を示しますので定期的な水換えを行っていれば大きく酸性に傾くことはありません。

水質の悪化を防ぐために定期的な水換えを行うことは非常に大切なことですが、水換えを行う際にもいくつか注意しなければいけない点があります。

まず、水道水をそのまますぐに水換えに使用してしまうと水道水の中に含まれるカルキによってまた違ったダメージを受けてしまいます。

カルキは濾過バクテリアにもダメージを与えるためいつまでも濾過バクテリアが育たずに水の汚れるスピードが速くなってしまうという問題も付き纏います。

よってしっかりとしたカルキ抜きが必要です。

さらに一度に大量の水換えを行うと急激な水温の変化や水質の変化を起こしやすいので注意しましょう。

このような場合には金魚の中でも体力の少ないものから順に死んでいってしまうため金魚がポツポツと死んでいくような現象が起こることもあります。

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水質の悪化を懸念して濾過フィルターを強化することは水質の観点から考えると間違いではありません。

しかしあまりにも強い水流は問題です。

金魚の中にはピンポンパールや琉金などのように体系的問題から泳ぎがあまり得意ではない金魚もいます。

よって強い水流が常に当たるような場所では泳ぎ疲れて疲弊してしまいます。

疲れ切った金魚は衰弱し、病気などにもかかりやすくなってしまいますので水流はあまり強くならないように心がけましょう。

金魚の病気による死

金魚には水質の悪化や急変によってかかりやすい病気があります。

金魚がかかりやすい病気には白点病、尾腐れ病、転覆病など様々な病気があります。

病気の原因の多くは先に挙げた環境の悪化や急変ですのでまずは金魚にとって住み良い環境を維持してあげることで病気の予防に努めましょう。

金魚の排泄物が白くなっていたり餌をあまり食べなくなっているときには病気の前兆の可能性もあります。

また冬が近くなり水温が下がってくると餌をあまり食べなくなったり、水温の低下により消化不良を起こすこともあります。

そのような時期以外で上記のような症状が見られるときには水質の悪化が懸念されます。

いつも金魚が元気に泳ぎ回り、餌をしっかり食べ、健康的な排泄をしていることを確認しましょう。

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金魚の寿命による死

金魚にももちろん寿命はありますので寿命で死んでしまうこともあります。

金魚が寿命で死ぬ場合には当然個体差があるためポツポツと毎日死んでいってしまったり、突然全滅してしまうようなことはもちろんありません。

ここまでは金魚の死因について考えられる原因を挙げてきました。この原因をふまえ金魚が死んでしまう状態別に原因を探っていきましょう。

金魚が毎日少しずつ死んでしまう場合と突然死・全滅の違い

金魚が一気に全滅するようなときには病気による全滅か、水換えによる水質の急変、水温の上昇による酸欠が考えられます。

金魚の突然死が起こるときには必ず何かしら飼育環境に大きな変化が起きているものです。

逆に毎日少しずつ金魚が死んでいくようなときには緩やかな環境変化などが原因であることが考えられます。

徐々に水質が悪化していき、体力のない金魚から徐々にしんでいったり、餌不足なども考えられます。

立て続けではなく、沢山いる金魚の中で1、2匹が死んでしまった場合には、その金魚の寿命や個体的な問題かもしれませんので死因を特定するのは難しくなります。

金魚が死んだらどうすれば良いのか

金魚が死んだらどうすれば良いのか?

その答えは速やかに取り出すことです。

死んだ金魚をそのままにしておけば他の生体の餌になる。

水草の肥料になるなどの考えもありますが、水量の少ない小さな飼育環境の中では腐敗により水質を悪化させてしまうデメリットの方が大きいので速やかに取り出しましょう。

金魚は死ぬと水の底に沈んで横たわったようになったり、濾過フィルターの吸水口に吸われていたりします。

そのような金魚を見つけたら速やかに取り出しましょう。

そのまま放置しておいて金魚が白くなり、カビが生えていたりしたら腐敗が始まっている証拠です。

金魚の死骸の腐敗が始まると急激に水質の悪化が起こり、有機物の分解にバクテリアがたくさんの酸素を使い水中の酸素不足の原因にもなります。

死んだ金魚がすぐに白くなるのは飼育環境内に濾過バクテリアのような微生物の繁殖が弱く、すぐに分解されないため水かびのようなものが生えてしまうのです。

しっかり濾過バクテリアが繁殖している水槽などでは死んだ金魚は微生物によって速やかに分解されるため白いカビのようなものが生えることはほとんどありません。

今回は金魚が死んでしまう原因・死因でよくある事例をまとめてみました。

金魚が死んでしまってから原因を探すことも大切ですが、出来れば金魚を死なせないように日々の世話をしていきたいものです。

金魚を死なせない方法とは金魚が死んでしまう原因・理由をしっかり理解し、そのような状態を招かないような管理をしていく事です。

過密飼育を避け、大きめの容器で余裕を持った飼育を心がけながら毎日の水質管理に気をつけていきましょう。

金魚が死んでしまう原因まとめ

  • 屋外飼育ではプランクトンなどを餌としているが室内飼育では餌不足になりやすい。
  • 金魚は3、4日餌を与えられなくても死んでしまうことはないが、慢性的な餌不足では衰弱死することもある。
  • 活動が活発な時期には毎日決まった時間にしっかり餌を与える。
  • 水温が30℃を超えてくると金魚にとっては過酷な環境となる。
  • 過密飼育や小さな容器での飼育は酸欠の危険がある。
  • 餌の食べ残しと金魚の排泄物の放置は水質の悪化を招く。
  • 環境の悪化は様々な病気を引き起こす。
  • 死んだ金魚は水質を急激に悪化させてしまうのでそぐに取り出す。

今回は金魚が死んでしまう原因・死因についてまとめました。皆様の金魚飼育の参考にしていただければ幸いです。

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