金魚の尾ぐされ病は治る?治らない?尾ひれの自然治癒と再生

2019年10月21日

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金魚の尾ぐされ病

金魚の尾ぐされ病は治る?それとも治らない?

尾ぐされ病によって溶けてしまった金魚の尾は再生するのか?

尾ぐされ病の症状は自然治癒する?

尾ぐされ病の治療はどうすればいいのか?

尾ぐされ病が治るまでの期間はどのくらい?

こんな尾ぐされ病の治癒と再生、治療期間についてご紹介いたします。

尾ぐされ病の治癒

金魚の尾ひれが溶けてなくなってしまう病気に尾ぐされ病があります。

あまりにも痛々しい病気ですが、尾ぐされ病によって白く溶けてしまった尾ひれは病気の治癒とともに再生するのでしょうか。

尾ぐされ病はフレキシバクター・カラムナリス菌の感染が原因で起こる病気で、薬浴による治療により治すことが可能です。

しかし、なにを持って完治と判断するかは人それぞれかもしれません。

カラムナリス菌の感染を食い止め、症状の悪化が見られなくなった状態を完治と呼ぶのか、それともボロボロになってしまった尾ひれが綺麗な姿に再生するまでを完治と呼ぶのか。

多くの人が望む尾ぐされ病の完治とは後者の「尾ひれの再生」でしょう。

そうなると金魚の尾ひれが復活する力、再生力をもちあわせているのかどうかが気になるところではないでしょうか。

尾ぐされ病で溶けたヒレの再生 自然治癒

尾ぐされ病は薬浴によって治すことはできます。

しかし、尾ひれの再生となると薬の力ではどうにもなりません。金魚自身の回復力を信じるしかないのです。

病気の治療が終え、しっかり管理された環境であれば金魚のヒレは徐々に再生していきます。

尾ひれの再生期間はその金魚の体力や尾ぐされ病の進み具合などによっても変わってきます。

一例を挙げると

  • 尾ぐされ病にて半分以下になってしまった尾ひれが1ヶ月ほどの治療で以前よりも長く伸びて裂けていた部分も綺麗に再生した。
  • 夏の水温上昇による水質悪化が原因でヒレが半分ほど溶けてしまった金魚が水質改善と治療により再生してきた。

このようにしっかりした治療と水質管理を行えば自然と尾ひれは復活していくものです。

金魚の生命力の強さを感じさせられる経験でもあります。

金魚のヒレの再生に必要なもの

尾ぐされ病によって溶けてしまった尾鰭は再生する。

その尾ヒレを再生させるために必要なもの(環境)を整えるためにはどうしたら良いのか?

金魚のヒレを綺麗に再生させるためにも最適な条件を整えてあげましょう。

まずはヒレが溶けてしまう原因となる尾ぐされ病の病原菌を駆除することです。

尾ぐされ病の進行具合と治療については下記記事にまとめてありますのでご覧ください。

尾ぐされ病の治療がしっかりできて病気の進行が止まったら、ここから尾ヒレの治癒が始まります。

病気の進行が止まれば薬浴は終了してもいいですが、ヒレの再生には時間と金魚の体力が必要となりますので塩水浴は継続しましょう。

塩水浴の効果とやり方については下記記事にまとめましたのでご覧ください。

尾ぐされ病の治療が終わり、塩水浴でのリハビリが始まったらもう一つ大切なことがあります。

それが水質に維持です。

薬浴で病気を治し、塩水浴で体力回復をしても環境が劣悪になってしまっては意味がありません。

金魚がしっかり治療に専念できるように最高の環境を維持してあげましょう。

水質維持の基本は

  • 過密飼育を避け伸び伸びと育てる。
  • 餌は食べ残しがないように少なめに与える。
  • 金魚の排泄物はこまめに取り除き腐敗を防ぐ。

特に掃除の仕方や水換えの方法は水質維持にとって欠かせない知識ですので再度確認しておいてください。

尾ぐされ病の治療期間

ここまでの話をまとめると尾ぐされ病の治療期間は1日や2日ではどうにもならないもので、金魚の状態を見ながら1ヶ月くらいかけてゆっくりと行うようにします。

尾ヒレの状態や病気の進行具合によってもヒレの再生期間には違いが出るものです。

また、長期治療に対して真水飼育で自然治癒を待つよりも天然成分を使用し、金魚が持つ本来の治癒力を向上させる方が良い。

そのような商品を上手く活用することで尾ぐされ病の再発を予防しながら治癒を促進させる効果も望めるでしょう。

尾ぐされ病の自然治癒と再生まとめ

  • 尾ぐされ病によって溶けてしまったヒレは再生する。
  • 尾ぐされ病の治療がしっかりでいていればヒレは自然治癒する。
  • ヒレの自然治癒には金魚の体力と時間を必要とする。
  • 塩水浴は金魚の体力回復に最適な環境となるので継続的に行うと良い。
  • 薬浴・塩水浴とともに大事なものに長期的な水質維持が挙げられる。

今回は金魚の尾ぐされ病に対する治癒と再生についてご紹介しました。皆様の金魚飼育の参考にしていただけると幸いです。

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