冬の金魚の水温管理 水温変化と正しい水温の上げ方

冬の金魚の水温管理 水温変化と正しい水温の上げ方

   

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冬の金魚の水温管理 水温変化と正しい水温の上げ方

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冬の屋外で泳ぐ金魚冬場の金魚飼育の心配事と言えば水温の低下でしょう。金魚は水温が下がっても死なずに生きていけるのか?水温の変化による金魚への影響は?そのような水温の低下による疑問にお答えします。

また下がってしまった水温を上げる正しい水温の上げ方や、やってはいけない水温の上げ方なども一緒にご紹介いたします。


金魚に最適な水温

金魚の飼育では15℃〜28℃が適温、欲を言えば20℃〜26℃がさらに快適に過ごせる水温になります。

地域差はありますが、桜が咲く4月頃から真夏を除き、紅葉が始まる秋頃までが金魚にとって一番過ごしやすい季節となります。

よってこの頃が一番活発に活動する時期であり、産卵を行い、稚魚が育つ時期でもあるのです。

金魚飼育では季節の移り変わりによって水温を維持していく方法もありますが、あえてヒーターを使用して金魚の好む水温を一年中維持するのも金魚にとっては過ごしやすい環境と言えるでしょう。

冬の水温が金魚に与える影響

屋外飼育などで水温が10℃以下になると金魚は活動が極端に鈍り、動かなくなります。

これは変温動物である金魚なら仕方ないことですが、水温の低下は活動の低下以外にも金魚の内臓、消化器系の活動も鈍らせますのでエサの消化不良などを起こすこともあります。

よって気温の低い時期には金魚の状態を見ながら適切なエサやりを行う必要があるのです。

秋や冬も水温計は必須

金魚飼育において夏場の水温上昇には特に気を使い、水温計をこまめにチェックする人は多いようです。

しかし、夏の暑さがひと段落してしまうと水温計の役目が終えたかのように気にかけない人が増えますが、秋から冬にかけての水温の変化を把握することは金魚の体調管理にとても大切なことなのです。

よって夏だけではなく、秋や冬も水温計の果たす役割は大きいのです。


金魚の水温の上げ方

水温を上げる方法で一番はじめに考えつく方法がヒーターの設置でしょう。水槽の水量に合わせて適切なサイズのヒーターを選択することで容易に水温を上げることはできます。

他にも屋外飼育から室内飼育への変更や日の当たる窓際での飼育など外的要因を考慮することでも水温を高く保つことはできます。

ただ、やってはいけない方法の一つがお湯を注ぐ方法です。水温計を見ながら少しずつお湯を足していけば適切な水温に持っていくことはできますが、そのような方法は望ましい方法とは言えません。

その理由は急激な温度変化であることと一時的な対策に過ぎないことです。急激な温度変化は低水温よりも金魚に負担をかけるうえ、お湯での対策は一時的なもので外気の影響によりすぐにもとの水温に戻ってしまうからです。


水温変化はゆっくり小さく

冬場に注意したいのがヒーターを使用していない水槽での室内飼育です。

室内では暖房を使い室内を暖めますが、夜になり部屋に誰もいなくなって暖房を切った際、水温はどんどん下がっていきます。

1日の中での極端な水温変化は金魚にとって大きなストレスとなり、体調を崩す原因となります。

1日の中で20℃以上の温度変化が生じるような時はヒーターを使用して水温を一定に保ってあげたほうが良いでしょう。

金魚の水温管理の大切さ

金魚の飼育では「餌の与え方」と「水換えの仕方」が特に注目され、大切な管理項目とされていますが、水温管理もそれらの世話と同じくらい大切なことなのです。

金魚の水温適応範囲は熱帯魚などと比べると確かに広いものですが、「適応範囲が広い=気にかけなくてもいい」ではないのです。

水温管理を蔑ろにして水温計を設置していない人もいますが、年間の水温変化さらには1日の水温変化を把握することは金魚を長生きさせることにも繋がります。

特に水温の変化が大きな時期には1日の中での高水温と低水温を把握しておくことも大事なことです。

デジタル水温計の中には最高水温と最低水温を記録できるものもありますので、そのようなものを使うと日中外出してしまっている時や夜間の睡眠時などの水温も把握することができます。



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